トーシロ囲碁戦記 初心者・入門者向け詰碁問題集

実戦でよく出たり、定石形から出来やすい形の詰碁の中で、やさしい形を集めました。初心者向けの問題集、解答のほか、詰碁の解き方のコツ、詰碁のルール、詰碁のやり方、考え方、詰碁効果について解説。そのほか、より難解な無料詰碁サイトを紹介。

◆Igo 詰碁と棋譜並べが上達の早道?

囲碁の勉強は、詰碁と棋譜並べ、この2つが上達への早道だと言われています。 ただし、これで本当に強くなれるのかは未知数。 ※全く効果がないと言う人から、詰碁が囲碁のすべてという人まで、評価がわかれる部分です。  上達すればするほど、教えてくれる人が少なくなるため、自分だけだと限界がある。  詰碁や棋譜並べなど、外からの知識を吸収していくほうが効率がいいのだろうか・・・?

◆Igo 詰碁と生き形

基本的な形の詰碁を覚えることで、死活とヨミの力が付き、 相手を厳しく追及できるようになります。 ※これらは全て、生き形。 囲碁は効率を求めるゲーム こういった部分に対し、生きているか心配だからということで一手入れてしまうようでは駄目。 囲碁は効率を求めるゲームですので、無駄な部分は排除しなければなりません。 ※簡単、基本的な詰碁を反復継続するのが上達への早道。 (難解な詰碁の答えだけを丸暗記すべきという意見もあります)  詰碁による勉強は、ヨミではなく形を覚えるものと考えると、丸暗記もありなのかもしれませんね?  生き形を知っていれば、実戦の打ち込み等に役立ちます。

◆Igo 初心者・入門者向け詰碁問題集

実戦において生じる簡単な詰碁を集めました(ヒント込みで初心者・入門者難易度)
初心者 詰碁黒先・黒生き黒先・白死白先・白生き白先・黒死
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※どのような実戦の流れで生じるかは囲碁戦記の研究項目にて。
◆Igo 詰碁に関して思うこと
詰碁を解くのに時間をかける必要はありません。 わからなかったら、すぐに答えを見てしまって構いません。 ※詰碁に関しては賛否両論あり、ヨミを鍛えるために答えを見てはいけない等という意見もありますが、  私は、詰碁を形を覚えるためだけのもの程度にしか思っていないため、答えを見ることを推奨しています。 初心者に詰碁は不要? 私自身、有段になるまでの間に詰碁というもの自体、ほとんどやったことがありませんでした。 少なくとも、詰碁をやらなくても低段者にはなれると思います。 ・とにかく打ってみて、数をこなす。 ・実戦をした後、自分で研究、検討する。 ・簡単な詰碁を繰り返し解く(答えを見るだけでも可) この3点だけで十分。 有段になってから詰碁もちょっとやりましたが・・・、 個人的に、詰碁が棋力アップに繋がったということはないです。 打っていれば、最低限の生き死にの判断が出来てきますし、付け焼き刃という感じが否めない。 実戦形とは程遠いですし、ただ問題を解くだけで実力が身に付くかは疑問。 実戦で詰碁の形を利用できるようになるまでやらないと、意味がないんじゃないでしょうか? ※実戦で使えるようになるまでやってはじめて役に立つ。  付け焼き刃(本気じゃなく)で詰碁の知識を覚えるよりも、別のところに力を注いだほうがいい。
◆Igo 詰碁で強くなるというのはガセ?
詰碁をやっているのに、全然勝てないし、強くなれない。 こういった意見が非常に多いです。 正直、詰碁が嫌いな人多いんじゃないでしょうか? 私も詰碁嫌いなんですよね、見たくもないです。 ただ単純に読みと死活の勉強だー、ということで詰碁の問題を解いていても、強くなれる訳がない。 詰碁 ← 実戦 ※左図は無条件生き、守る必要ないです。 私は、詰碁の勉強をするなら、 その形がどんな流れで生じるかという、実戦の流れ等も含めて1セットと考えています。 1.実戦で詰碁形が生じる流れを把握する。 2.その形が無条件生きかどうか確認する(本当に無条件なのか?) 3.生き形と死に形を覚える。 4.一線ワタリがあるなど、周囲の状況で結果が変わるケースを覚える。 本気で詰碁を勉強しようと思ったら、かなり敷居が高いんですよね。 実戦形まで考えると、その形が本当に生きているのか?死んでいるのか? 実戦の流れで双方に読み落としがあったのではないか? 考え出したらキリがありません。 詰碁は初心者殺し 詰碁が強くなる近道とは言いますが、実戦に現れない形を応用するのは難しい。 そのため、私はあまり詰碁をおすすめしません。 詰碁自体、手筋やヨセの手順などを多数含んでおり、しかも間違っていない形・・・、 本気で勉強したいという人にとって、詰碁というのは宝の山みたいなものです。 しかし、なんとなく強くなりたいとか、 モチベーションの低い人にとっては、敷居が高すぎると思います。 ※てっとり早く強くなりたいなら、定石、手筋、ヨセが優先。 初心者の詰碁勉強法 初心者の場合、本当に簡単な詰碁を繰り返し解く、これだけで十分。 深入りしすぎても時間の無駄と割り切っていいと思います。 最低限の死活、勘、石の形を覚えられればそれでOK! わからなかったらすぐに解答を見てもいいし、 あーでもないこーでもないとか、きっちり読まずに試行錯誤をしてもOK 詰め碁でもなんでも、間違えることに何の問題もない。 いろいろな事に挑戦することが大事です。 TOPに戻る:初心者・入門者向け詰碁問題集
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